Idealのフィッシングエプロン。
フィッシングウェアではMASLANDが変わったデザインのブランドとして有名ですが、同じくこのIdealもなかなか変わったデザインのアイテムを作っているブランドです。
エプロンというの名の通り、後身頃が無く、肩紐と腰紐を調整して着用するようになっています。紐先はオーバーオールで使われるような吊カンで身頃と接合します。
表地はオリーブ色のポプリン。身頃表には小さなポケットが数多くついており、口にはそれぞれスナップ釦が付いています。生地1枚の箇所に打たれている釦の凸側には、補強のための革のパッキンが挟まれています。生地との兼ね合いを考えてなのか、補強のカンドメはどの箇所にも打たれていません。
身頃中央のポケットはアコーディオン上に開き、さらにその中にもポケットが4室あります。開く側の裏地は、ハンティング/フィッシングを連想させるような動物と毛鉤がブランド名と共にプリントされています。Idealというブランド名を確認できるのはこの裏地のみで、織ネームの類のものは今回どこにもついていません。
身頃裏にはポケットが2室。こちらは表側のポケットより大きめで、文庫本くらいは十分収納できる大きさといったところです。
ちなみに初めてこれを見たのが、2014年3月号のPOPEYEの誌面にて。「シティボーイが集めているもの。」という企画の中でフィッシングベストを収集している方のコレクションの中にこのエプロンがあり、フィッシングアイテムを集めていた私は、「こんなのあったのか!!」と当時衝撃を受けたのを覚えています。
その後、これは実物が見たい!!と思い古着屋やらネットやらで探しましたが、なかなか見つからず。「まあいつかそのうち出てくるか…」と思いながら半分忘れかけていたのですが、ついに先日手に入れることができました。約4年越しの入手という事で、ここ最近の中でも指折りの興奮でした。余談の余談ですがPOPEYE誌面で紹介しているFABRICK ディレクターの渡辺孝史さんという方は、釣りの影響からフィッシングベストの収集が始まったのではなく、近代美術家ヨーゼフ・ボイスがフィッシングベストを普段から着用していることに影響を受けてとの事だそう。私も釣りは全くしませんが、フィッシングウェアのデザイン、ディテールが好きでそれらを集めています。「釣りしないくせに何で集めてるの?」なんてよく言われますが、フィッシングウェアに魅力を感じるからとしか言い様がありません。「じゃあ釣りしろよ!」なんて言われそうですが、そこは必ずしもイコールである必要はないと私は思います。フィッシングに関する動作に対してどのように服がデザインされているかが重要であり、釣りという行為自体は私にとって興味の対象外なのです。街でMA-1を着ている人に、「軍人じゃないのに何で軍物着てるの?」なんて言わないでしょう?
札幌旅行その②
カフェ「森彦」で体を休めた後は
大好物ジンギスカンです!
私が北海道を好きな理由の一つ
それこそがジンギスカン
美味しいジンギスカン屋さんが
沢山あり、値段もお手頃
札幌は羊好きには夢のような街なんです。
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今回はススキノのから少し離れた所にある
「のざわ」に行きました。
ここは北海道出身の方に教えていただいたお店なんですが
佇まい、雰囲気、接客、味、全て最高でした。
店内はラムを焼く煙でかなりモクモク
ここで食べれば
どこに行ってもジンギスカン食べたなとすぐ分かると思います。
そのぐらい体中からいい匂いが漂いますから。
そして、ここに来たかった理由の一つがコレ
マスターが阿寒湖周辺でしとめた「エゾ鹿」
そのステーキです。
表面を少し焼いて口に入れると
全く臭みはなく、ものすごく柔らかい
赤身なのでとってもあっさりしていて
いくらでも食べれる感じです。
こちらはラム
これも美味!
野菜は玉ねぎ、長ねぎのみ
そして、こんにゃく(!?)これが結構美味しい。
妻と二人でトータル6人前食べました(笑)
女将さんにも「沢山食べてくれてありがとう」
と言われちゃいました。
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翌日の朝は
市場で私は「ほっけ定食」妻は「いくら丼」を食べ
今回の旅行のメインである
「アシリベツの滝」を見に行きました。
ここは札幌郊外の滝野すずらん丘公園にあるのですが
冬は入園無料で
しかもスノーシューを貸し出してくれるとの事でしたので
行ってみたかったんです。
公園に着くと
今年は雪が少ないからスノーシュー無しでも大丈夫との事。
それでもこのぐらい雪は積もってます。
しかしドゥジェルマンのオイルレザーは流石です。
雪の中を歩いても全然大丈夫。
やはりこの革の油分はスゴイですね。
どんだけ濡れても、乾かした後に豚毛のブラシをしたら
見事に甦りましたよ。
私の服装は重ね着
ヒートテック、無印のとっくりセーター、フィルソンのシャツ
バブアーのベスト、ゴアテックス素材のノースフェイス
パンツはツイードです。
これだけ着ると、気温がマイナスでも大丈夫
個人的には厚手のニットを着るよりも
重ね着した方が耐えられるかなという印象を受けました。
妻もほぼ同じような服装でアウターだけ
お父さんのお下がりの年代物のモコモコダウンでしたが
暑い、暑い言ってましたから。
雪道を歩くと見えるのがこの景色。
滝が凍っているんです。実に美しい
やはり冬の景色は素晴らしい。
こういう景色をもっと見るためにも
もっともっとお店を頑張らなくっちゃ
そんな風に思いました。
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そして北海道最後の食事は空港で北海道ラーメン
流石に色々と食べ過ぎましたねー
一月後半は摂生しまーす。
Abercrombie&Fitchのサファリシャツ。
表地はポプリン。生地色はオリーブですが、着こまれて部分的に白くアタリが出ています。ポプリンと言ったらベージュが個人的には一番先に頭に浮かぶ色ですが、ベージュではこういった色落ちなどの経年変化は難しそうではあります。
各部のディテールを見ていきましょう。
やはり特徴的なのは右胸の当て布と左胸の2段ポケットでしょうか。
右胸の当て布は、共地に薄い中綿を抱かせキルティングステッチを入れているようです。表からは中綿の存在は確認できませんが、つまむ様に触ってみるとちゃんと中綿の存在を確認することができます。
左胸には3室に仕切られたポケットが胸ポケットと密着するように配置されています。通常、ポケット口はカンドメなりステッチの形状を工夫するなりで補強されますが、この3室のポケットに関しては特に補強はされていません。ポケット自体が小さいため、そこまで負荷のかかる箇所ではないと判断したのでしょう。下の胸ポケットのポケット口には、L字にステッチを入れることによって補強がされています。表地が高密度な生地であるため、引き裂けなどを考慮したものと思われます。ポケットはボックスプリーツ状になっていますが中で縫われている為、容量拡大の効果はありません。以前投稿した、イギリス軍のオフィサーシャツと同じです。
両袖にもポケットが付いており、左袖はペン刺しとして丁度良い大きさ、右袖は小銭でも入れるのか?というほどの大きさです。これらの袖のポケットももれなくプリーツ部分が縫われている為、右袖のポケットはだいぶ入れるものを選びそうです。
袖にはタブが付いており、袖をめくった際の形状安定に役立ちます。Banana Republicのシャツにもあったディテールですが、使うとグッと”らしさ”が演出されるディテールではないでしょうか。脇~袖にかけては細幅の巻縫い、袖ぐりは環縫い2本+本縫い1本の折伏せ縫い、前立てはのせ前立ての環縫い。運針も3㎝間15針と、仕様だけで聞いているとなんだかBDシャツのようでもあります。袖ぐりと脇の交差する、比較的厚みの出る箇所もしっかり巻けています。
襟元のネームはブランドネームとは別に、”made in u.s.a”のネームが付いています。わざわざ生産国ネームを付けるあたり、アメリカ国内での生産が海外に移行しつつあり、アメリカ製であることが一種のセールスポイントでもあったのでしょう。
巷ではコンフォータブルな服だったりBack to 90′sな服が支持されているようですが、、私はやっぱりこういった、ひとつひとつのディテールについて考えたくなるような服が好きです。 盆休みの実家への帰省ついでに寄った某大手アウトレットに並ぶブランド品の在庫の数々や”アウトレット専用レーベル”などの本末転倒な売り方だったり、少し前に見たVETEMENTSのこの記事だったりと、服のあり方について悶々とし、しばらく服自体を買うことのない期間がありましたが、この文を打ちながら改めて思いました。
「そんなポケットばっか付いた服買って着るんかい!」と言われそうですが、私は着ます。









